起業の手順と必要なものは?注意点とビジネスに役立つおすすめ法人カード3選も紹介

こちらを向いて立つ女性

起業をするにあたり、個人事業から大きな会社を作るまでと規模はさまざまですが、十分な準備や用意をせずに事業をはじめる方もいるのではないでしょうか。

確かに「勢いで起業したら成功した」というケースもありますが、それはあくまでも結果論です。

多くが準備不足によって起業後に大変な思いをしたり事業を畳んだりするケースが圧倒的に多い状況でしょう。

そこで本記事では、これから起業をする方に向けて以下の内容をまとめています。

  • 起業までの具体的な流れ
  • 起業にお金が必要な理由
  • 起業後に注意したい3つのポイント
  • 起業する方におすすめの法人カード3選

「起業したいけれど何をどうしたら良いかわからない」という方は、最後までチェックしてみてください。

起業に関する知識を得られるほか、最適な法人カードへの申し込みが叶うようになるはずです。

起業までの具体的な流れ

起業をしようと思いはじめてから、実際に起業するまでの流れは以下のように進めていきます。

      1. 組織の形態を決める
      2. ビジネスプランを考える
      3. 事業計画を作成
      4. 資金の検討
      5. 必要なものを用意
      6. 手続きをおこなう

最初のステップに移るのは早い方が良いに越したことはありませんが、1年くらい前〜3ヶ月前までには取りかかるのが一般的です。

また、上記の流れどおりにおこなうのではなく、自身のやりやすいように動いてみても良いでしょう。

1.組織の形態を決める

起業する形態は「個人事業」「法人」の2種類があり、最初にどちらにするのかを決める必要があります。

個人事業の場合は法人と比較すると起業のための手続きは簡単です。また、起業後の事業運営は楽ですが、信用の高さなどは法人よりも多少不利になる場合があります。

それに対し、法人は会社を設立して起業する方法です。手続きや起業後の経理などにが面倒さはあるものの、取引先や銀行に対する信用度は個人事業よりも高くなるでしょう。

基本的に「株式会社」「合同会社」のいずれかから選ぶようになるので、それぞれの特徴を理解しておいてください。

2.ビジネスプランを考える

起業の形態が決まったら、次に考えるのがビジネスプラン。主に以下のようになります。

  • 顧客層
  • どんな商品(サービス)を提供したいのか
  • どのように提供するのか
  • そのビジネスをおこなうことの強み
  • 競合相手は誰でどんなことをおこなっているのか

自分の考える方向性を具体化し、次のステップとなる事業計画につなげましょう。

3.事業計画を作成

ビジネスプランを考えたら、次は具体的な事業計画を作成します。

  • 年間の売上はどのくらいになりそうか
  • 年間の売上に対し、1ヶ月あるいは1日あたりでどのくらいの売上を確保するべきか
  • 売上が上がるための原価、コストはどのくらいになるのか
  • オフィスの家賃、備品、人件費、水道光熱費などの固定費はどのくらいかかるのか
  • 必要資金の金額と工面するための方法

上記を実現できる計画として、現実的な目線で数値を出してみてください。また、希望を出すだけでなく最悪のケースに陥った場合の回避策なども考える必要があるでしょう。

4.資金の検討

事業計画の次は資金について考えますが、その際に必要なのが以下の3つです。

  • 開業資金
  • 運転資金
  • 生活費

開業資金:オフィスの賃借料に内外装の工事、備品購入はもちろん、会社の設立やおこなう事業によっては一定の資本金が必要な場合があります。

運転資金:起業後すぐは売上のない状態が続くことも考えないとなりません。それでも固定費の支出は避けられませんし人件費もかかるでしょう。最低でも半年~1年間にかかる固定費相当の資金があれば安心です。

生活費:代表者の生活費はビジネスの利益から確保する必要があります。売上が思うように出ないうちは貯金を切り崩して生活する必要があるかもしれません。

自己資金が足りない場合の対応方法

自己資金で開業足りない場合、借入をするなどして用意する必要があります。

借入の方法はいくつかあり、1つは親族や親戚に借りるケースです。しかし、トラブルが起こる可能性もあるのでおすすめはできません。

もう1つが、金融機関や自治体の融資を利用する方法です。

融資の条件はどこで借入をするかによって、金利や保証人有無、審査基準などが異なるため、あらかじめ調べておくとスムーズでしょう。

5.必要なものを用意

次にビジネスをおこなうためのオフィスや店舗などの賃貸契約を済ませて、必要に応じて内外装の工事依頼をします。

また、電気にガスに水道、インターネットや固定電話回線の開通手続き、備品の購入や宣伝のための広告やホームページの作成もおこないましょう。
この辺になると起業することがより現実的になっているはずです。

6.手続きをおこなう

1~5までのステップを踏んだ後は、必要となる手続きをおこないます。

個人事業の方は税務署や自治体に開業届を出せば基本的に問題ありません。

会社の場合は法務局にて設立の手続きをおこない、税務署や自治体に開業届を出したり、社会保険関係の手続きをおこなったりしてください。

そして、それぞれの手続きが完了したら、ビジネスで使う銀行口座や法人カードなどを作成します。

こちらでも少し解説しましたが、起業にはお金が必要です。
次では起業にお金が必要になる理由はどんなことなのかをまとめています。

起業にお金が必要な理由

起業をおこなうために必要なお金について解説します。

まず、先立つものがなければ起業がスムーズに進むことはないです。起業するにあたり、以下のようにそれぞれの作業でお金がかかります。

法人登録(もしくは個人事業主登録)

法人登録もしくは個人事業主登録をおこなう際のお金が必要です。

1.定款認証代・印紙代(公証人手数料、印紙代、謄本代)

・株式会社の場合の公証人手数料:5万円
謄本代:1冊1,000円程度(2冊で2,000円程度)
印紙代:4万円(電子認証の場合は不要)

合同会社は、公証人の手数料と謄本代は不要となるため印紙代4万円のみ必要ですが、電子認証ですと印紙代もかからないので費用そのものが発生しません。

2.登録免許税

株式会社の場合:印紙代15万円
*資本金の1,000分の7の金額が上記の印紙代を上回る場合、その金額の支払いが必要

合同会社の場合:印紙代6万円
*資本金の1,000分の7の金額が上記の印紙代を上回る場合、その金額の支払いが必要

3.登記簿謄本代、印鑑証明書代

契約締結をおこなうとき、銀行口座の開設時に必要です。

登記簿謄本代:1通600円

印鑑証明書代:1通450円の登記印紙が必要

そのほかに行政書士や司法書士に依頼をすればその分の費用が発生します。

印鑑登録

公式な文書に捺印するための印鑑が必要になるので、会社の屋号が明記された実印を用意して印鑑登録もおこないます。また、会社の所在地に連絡先などが記載された角印、個人の認印なども必要でしょう。

実印、角印、個人の認印は価格差がさまざまで、高額な実印になると10万円以上する場合もあります。詳細を調べるなどして、自身に最適なものを調達してください。

屋号の作成

屋号を作成する際には重複などの混乱を避けるために、調査をおこなうのがスムーズです。 ただし、調査は弁護士に依頼する流れとなり、費用もさまざまなので十分に比較調査しましょう。

また、屋号をコピーライターに作成依頼するケースもありますが、その場合は別途費用がかかりますから、そのぶんの資金確保をおこなわないとなりません。

ビジネスをおこなう拠点を定める=住所登録

自宅にオフィスを構える方でしたら支出は軽減しますが、賃貸契約が発生する場合は敷金、礼金、前家賃などが発生します。

賃借料で必要金額は異なりますが、目安として毎月の家賃の半年分程度を用意しておくのが安心でしょう。

登記簿の作成

法人登録する際に登記簿を法務局に提出する義務があります。

一般的に行政書士に作成依頼をするのが一般的ですが、費用に違いがあるため十分に調べたうえでどこに依頼をするのかを決めることが必要です。

代表の名刺の作成

ビジネスをおこなう中の必須アイテムとして、代表者の名刺は欠かせません。

取引先や顧客に渡すために作成しますが、必要に応じて代表者だけでなく社員の名刺も作成するようになるでしょう。

顧客に提供する商品やサービスを告知するPR販促物

顧客に提供する商品やサービスの告知をする目的で、以下のものを作成する必要があります。

  • PRのための販促物:カタログ・パンフレットなど
  • PR媒体:公式ホームページの作成など

起業の報告

起業をおこなったことの周知や報告を顧客などにすることも必要です。

資金を確保できればテレビや新聞などの活用もできますし、そのほかにも広告を作成したり、顧客を直接訪問して挨拶をおこなったりすることもあるでしょう。
また、起業の報告パーティーを開いて、事業内容を開示するなどの方法もあります。

個人でも法人でも、起業する際にある程度の資金が必要なことがわかったのではないでしょうか。

次に起業後に注意したいポイントを3つ解説します。
起業したら終わりではないので、しっかりと起業後のことも考えるようにしてください。

起業後に注意したい3つのポイント

起業後にも注意したいポイントがいくつかあり、その中で主なものが以下の3つです。

  • 計画がうまくいかなかった場合の代替策を用意
  • 固定費を下げた経営を心がける
  • 過剰投資などの油断は禁物

新しく設立された会社や個人事業の1年後の生存率は約72%となっています。これは、起業した方の中の10人中3人が翌年には廃業しているということです。

廃業の理由はさまざまですが、事業計画を十分に立てなかったこと経営の経験が少ないために誤算が生じたケースが多くなっています。

計画がうまくいかなかった場合の代替策を用意

事業計画をしっかりと立てても上手くいく保証などどこにもないので、ビジネスが思うように進まなかった場合の代替策を用意することが大切です。

トラブルが発生した際にどうするのかを決めておくことで、万が一のときも冷静に向き合えます。

なお、代替策を1つしか用意していないと、その方法が上手くいかないときに次の手段がありません
最悪のケースの備えとして3パターンほど用意しておけば、より生存率を高めることができるでしょう。

固定費を下げた経営を心がける

固定費を下げた経営を心がけることで、起業した後の生存率を高めることにつながります。

どんなに利益が出たとしても、固定費が多ければ毎月多くの経費が必要となって経営を圧迫しやすくなります。
また、起業後すぐの業績が安定しない状態で固定費がかかることは廃業のリスクが高いです。

人件費をはじめ、設備維持費などのコストはできるだけおさえるようにして、後に事業が安定したら拡大していくなどの方法をとることがおすすめでしょう。

過剰投資などの油断は禁物

起業後すぐに利益が出たとしても、過剰投資などの油断はNG行為です。
リスクの高い行動を避けて、事業を手堅く拡大していけば生存率を高めることができます

最後に起業する方におすすめの法人カード3選をご紹介します。

ビジネスをおこなう際に法人カードがあれば経費処理の簡素化などに役立つので、ぜひ1枚は持っていると良いでしょう。

ビジネスに役立つ!起業する方におすすめの法人カード3選

ビジネスをおこなう中で法人カードがあればさまざまなシーンで役立ちますが、その中でもおすすめのカード3種類をご紹介します。

こちらでは、それぞれのカードの特徴やポイントについてチェックしていきましょう。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレスの発行するビジネスゴールドカードが「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」です。

アメリカン・エキスプレス・カード

国際ブランド

アメリカン・エキスプレス

対応電子マネー

QUICPay(クイックペイ)
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • 家族カード
  • 分割払い
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
12,000円(税別) 12,000円(税別) 0.3~1.0% メンバーシップリワード
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
2~3週間程度 個別設定 0.5%~1.0% 無料

ステータスも高く、持っていると注目度も高い1枚ですが、代表者個人の情報を参考にして審査をおこないます。

そのため、入手できる可能性が比較的高めで、起業後すぐの方でも手にしやすいとされるほどです。

海外出張先での24時間日本語サポートをおこなうオーバーシーズ・アシスト、そのほかにも空港ラウンジの無料利用などのサービスが付帯しています。

年会費31,000円(税別)で追加カード12,000円(税別)とやや高額ですが、使い方しだいでは支払った年会費以上の利用価値を感じられるはずです。

ライフカードビジネスライト

「ライフカードビジネスライト」では、公式ホームページで「スタートアップ起業にもおすすめ」という文言を記載しています。

スタンダードとゴールドの2つのランクから選択可能で、スタンダードは年会費無料、ゴールドは2,000円(税別)の初年度年会費無料です。

スタンダードは保険付帯やポイントサービスの用意はありませんが、維持コストをかけたくないと考える方には負担のないおすすめの1枚でしょう。

オリコEX Gold for Biz

オリコの発行する法人カードの中で代表的な存在と言えるのが「オリコEX Gold for Biz」です。

国内と海外の空港ラウンジの無料利用が可能で、さらに同伴者1名まで無料となりますから、出張などで社員などが一緒の場合に役立つでしょう。

オリコ EX Gold for Biz

国際ブランド

VISA MasterCard

対応電子マネー

  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 2,000円(税別) 0.6%~1.2% 暮らスマイル
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
公式サイト参照 10万円~300万円 無料

また、EX Gold for Bizには後ろの部分に「S」もしくは「M」がつくことで、カードの内容に多少の違いがあります。

  • EX Gold for Biz M:法人向けクレジットカード
  • EX Gold for Biz S:個人事業主向けクレジットカード

いずれも初年度年会費は無料で2年目以降が2,000円(税別)となり、ETCカードは年会費無料です。

EX Gold for Biz Sでは追加カードの発行ができないのに対し、EX Gold for Biz Mでは3枚まで発行可能。 また、EX Gold for Biz Sのみキャッシング利用ができるなどの違いもあります。

まとめ

起業までの具体的な流れ、起業になぜお金が必要なのかの理由、起業後の注意点を解説し、さらに起業する方におすすめの法人カードもご紹介しました。

最後に記事のポイントをチェックしましょう。

  • 起業のための第一歩は早めにおこなう
  • 起業するにあたりお金は絶対に必要となる
  • 経営が上手くいかなかったときのこともあらかじめ想定しておく
  • リスクの高い行動は慎むようにする

さまざまな手順を踏み、用意しなくてはならないものもたくさんあります。 また、起業したら終わりではなく、その後も安定した事業を継続しなくてはなりません

まずは必要な知識を身につけて、そのうえで起業のための新たな第一歩を踏み出してみてください。

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