法人カードの使い方は?導入するメリットや便利な使い方を紹介

振り向いたミーティング中の男性

法人カードは、個人事業主や企業を対象に発行されるクレジットカードです。使い方を工夫することで、業務効率化や社員の満足度アップなどにつながります。とくに、現金での支払いを減らすことで、経費管理が楽に。余分な手間が減り、支出管理がしやすくなります。

また、法人カードならではのビジネスに直結する付帯サービスが利用できるところも大きなポイント。有効活用できるサービスがある法人カードを選べば、出張や業務に活かすことができます。

そこで今回は、法人カードを導入するメリットや法人カードの使い方、そしておすすめの法人カードをまとめてご紹介します。ぜひ、自社に合った法人カードを導入するときの参考にしてみてください。

法人カードを導入するメリット3つ

スマホで確認するスーツ男性

法人カードは、個人事業主や企業を対象に発行されるクレジットカードです。まずは、法人カードを導入するメリットをご紹介します。

  • 経費管理が楽になる
  • 社員への福利厚生に活用できる
  • 付帯サービスが利用できる

それぞれチェックしていきましょう。

経費管理が楽になる

法人カードを導入することで、経費管理が楽になるところが大きなメリットです。現金での取引が少なくなるので、仮払いや領収書の管理、経費締めの管理などさまざま業務を簡略化できます。

現金での取引や支払いを減らせば、現金の管理や準備に手間をかける必要がありません。また、法人カードを使えば、引き落とし口座を1つにまとめることが可能です。複数の口座を管理する必要がないため、毎月の支出が明確になります。

口座からの引き落とし日は固定されているので、先を見越した資金繰りができるところもポイントです。

社員への福利厚生に活用できる

法人カードの中には、福利厚生サービスが利用できるものも。レジャー施設の優待利用や宿泊施設の割引、スポーツジムや習い事の割引など、充実したサービスが受けられます。

そのため、わざわざ別の福利厚生サービスなどに加入しなくても、社員に追加カードを発行すれば、手厚いサービスを提供することが可能です。経費削減にもつながり、社員の満足度もアップするでしょう。

付帯サービスが利用できる

法人カードには、さまざまな付帯サービスがついています。無料ラウンジ利用や旅券発行サービス、無料ポーターサービスなどは、出張の多い会社でとても役に立ちます。

また、消耗品の割引購入サービスや専用ミーティングルーム利用サービスなどを用意している場合も。業務内容と照らし合わせて、利用頻度の多い付帯サービスがある法人カードを選べば、業務効率化にもつながります。

ここまでは、法人カードを利用するメリットを簡単にご紹介しました。続いて、経費管理に着目し具体的な法人カードの使い方をご紹介します。

経費管理に役立つ法人カードの便利な使い方

法人カードで経理管理決済 ノートPC

ここでは、法人カードを使うことでどのように経費管理が楽になるのか具体的にご紹介します。法人カードを導入して経費管理をスムーズにしたいと考えている場合は、ぜひ参考にしてみてください。

毎月の支出が一括管理できる

法人カードでの支払いに一本化してしまえば、毎月の支出が一括管理できるようになります。月ごとに利用明細書が発行されるので、1ヵ月の支出を簡単に把握できるように。保管する書類や処理する書類も少なくなるので、効率よく経費管理ができます。

また、法人カードによっては、経理システムや経費ソフトと連動することも可能です。他の経費と併せて、楽に処理できるようになるため、締め作業や決算書作成も楽になるでしょう。

キャッシュフローに余裕が生まれる

法人カードは、毎月の引き落とし日が決まっています。時期によっては支払いをしても引き落とし日までにゆとりができるため、キャッシュフローに余裕が生まれます。

また、法人カードによっては、引き落とし日を最大3ヶ月先まで引き伸ばすことが可能です。高額の備品購入を検討する場合や高額の取引をする場合、計画的な資金繰りができるようになり長期的な事業計画が立てやすくなります。 

現金での支払いが減り経費管理が楽になる

現金での支払いや振り込み、小切手入金などさまざまな支出方法を取り入れていると、その分経費管理が複雑化します。

管理しなければならない書類が増えるのはもちろんのこと、毎月の利益などを把握するためにも、手間のかかる経費処理をしなければなりません。

主に法人カードを利用するようになれば自ずと現金利用が減り、経費処理が楽になります。領収書やレシートなどの管理や処理が減るので、経費処理の簡略化に繋がります。

また、現金利用が減れば現金を用意する機会が少なくなるので、防犯面や管理面でも楽になるところもメリットです。

ここまでは、経費管理に役立つ法人カードの使い方をご紹介しました。続いて、社員に喜んでもらえる法人カードの付帯サービスや使い方をご紹介します。

社員も喜ぶ法人カードの利用方法

還元されるサービスで喜ぶ社員一同

法人カードは使い方を工夫すれば、社員にとってメリットとなるポイントが多くあります。ここでは、社員に喜んでもらえる法人カードの使い方をいくつかご紹介します。 

ETCカード機能を付ければ交通費の精算が楽になる

社用車を利用する場合や業務で車移動が多い場合には、ETC機能を付帯した法人カードを利用するのがおすすめです。社員にはETC機能が付帯している追加カードを配布することで、交通費の精算が楽になります。

有料道路を利用する度に領収書を貰い、経費計上をするための処理をする必要がなくなるので、社員の負担を軽減することが可能。有料道路利用時の経費立替などの負担もなくすことができます。

レジャー施設の割引などを利用できる

法人カードによっては、ホテルやレジャー施設の優待、レストランなどの割引が受けられるサービスが付帯しています。また、季節ごとのイベントなどに招待してくれる場合も。

これらの付帯サービスは、社員への福利厚生の一環として利用することが可能です。法人カードの付帯サービスなので余分な費用はかからない上、社員満足度のアップにつながるので、ぜひ取り入れてみてください。

ここでは、社員に喜んでもらえる法人カードの使い方をご紹介しましたが、法人カードを有効活用する方法はまだまだあります。続いて、法人カードを検討するときにチェックしたい付帯サービスについてご紹介します。

法人カードを有効活用する付帯サービス3選

法人カードのサービスを活用手を握る男性2名

法人カードを有効活用したい場合には、付帯サービスにも注目してみましょう。法人カードのランクや種類によって、提供されるサービス内容は大きく異なるからです。ここでは、注目したい法人カードの付帯サービスを厳選してご紹介します。 

出張が多い場合には「旅券発行サービス」や「ラウンジ利用サービス」

出張が多い仕事の場合には、出張をサポートしてくれる付帯サービスが多い法人カードを選ぶといいでしょう。とくに、24時間オンライン上で旅券発行ができるサービスや、旅券発行を代行してくれるサービスは業務効率化にもつながります。

また、より快適な出張をしたい場合には、無料ラウンジ利用サービスやポーターサービス、荷物宅配サービスなどもチェックしたいところです。

他にも、海外でのカード利用はポイント還元率が高くなるカードなどもあります。日頃の業務内容や出張の有無に合わせて、検討してみてください。  

「ミーティングスペース」や「ビジネス情報の提供」が受けられる

法人カードの付帯サービスの中には、ビジネスシーンに活用できるものも多くあります。会員専用のミーティングスペースや会議室を設けている場合は、ラグジュアリーな空間で大切な商談ができるように。

また、無料で税理士や弁護士などの専門家に相談できるサービスが用意されている場合や会員限定のビジネス情報提供をしている場合もあります。法人カードならではのビジネスに直結する付帯サービスも、注目したいところです。

「盗難補償」や「商品のキャンセル補償」などの手厚いフォローが整っている

法人カードによっては、購入した商品のキャンセル補償や破損補償が可能です。高額な商品を購入する機会が多い場合は、このような補償があると利用しやすくなります。

また、万が一法人カードを紛失した場合に備えて、盗難補償やトラブル対応窓口が設けられていると安心できます。とくに、24時間対応のトラブル対応窓口があれば、社員が追加カードを紛失した場合の対応窓口にすることも

トラブルに備えた付帯サービスがあると、いざという時に頼りになります。

ここでは、法人カードを有効活用する使い方を紹介してきました。続いて、実際に法人カードを選ぶときの基本となる、法人カードのランクについても簡単にご紹介します。

法人カードの3つのランク

法人カードランク別 色

法人カードには「一般カード」「ゴールドカード」「プラチナカード」の3つのランクがあります。そこで、それぞれのランクの違いを簡単にご紹介します。

年会費を抑えるなら「一般カード」

「一般カード」は年会費が安く、初めて法人カードを導入する場合でも検討しやすいところが特徴です。とくに、多くの社員に追加カードを発行したい場合には、年会費だけでもランニングコストがかかります。

一般カードなら他のランクに比べて年会費が抑えられるので、毎年の金銭的な負担を減らすことが可能です。一方で、他のランクに比べると付帯サービスはシンプルな場合が多いので「経費管理を楽にしたい」「とりあえず法人カードを導入してみたい」という場合におすすめです。

手厚い付帯サービスを選ぶなら「ゴールドカード」

一般カードよりもワンランク上の「ゴールドカード」は、さまざまな付帯サービスが利用できるところが特徴です。年会費が高くなる分手厚いサービスが受けられるので、法人カードを導入したメリットを体感しやすいでしょう。

そのため「付帯サービスを有効活用したい」「利用したい付帯サービスがある」という場合には、ゴールドカードを選択するのがおすすめです。  

持っているだけでステータスに「プラチナカード」

持っているだけでステータスとなる「プラチナカード」は、ラグジュアリーな付帯サービスと高級感のあるカードが大きな魅力。コンセルジュデスクや高級ホテルの優待サービスなど、他にはないワンランク上のおもてなしが受けられます。

その分、年会費が高く誰でも持てる法人カードではなく、招待制、またはゴールドカードからのステップアップでしか会員になれません。

将来的にプラチナカードを携帯したい場合は、まずはゴールドカードから検討してみるといいでしょう。

法人カードのランクが分かったところで、最後におすすめの法人カードをいくつかご紹介します。法人カードを検討している場合には、ぜひ参考にしてみてください。

使い方に合わせて選ぶおすすめの法人カード3選

用途別で使う法人カード スマホとPC

最後に、使い方に合わせて選びたいおすすめの法人カードをご紹介します。

付帯サービス重視なら「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」

法人カードの付帯サービスを有効活用したいなら、「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」がおすすめです。出張が多い場合には、空港ラウンジ利用サービスや無料ポーターサービス、海外での日本語サポートサービスのオーバーシーズ・アシストなど、手厚いサービスが利用できます。

他にも、「帝国ホテル 東京」にあるミーティング・スクエアの利用や福利厚生プログラムの利用など便利なサービスが充実しているところが特徴。

年会費は31,000円(税抜)、追加カードは12,000円(税抜)と少し高めですが、その分の機能性をしっかりと兼ね備えている法人カードです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

国際ブランド

アメリカン・エキスプレス

対応電子マネー

QUICPay(クイックペイ)
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 31,000円(税別) 0.3~1.0% メンバーシップリワード
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
2~3週間程度 審査基準による 500円(税別)
今がチャンス!お得な入会特典
新規入会後にカード利用で30,000ptプレゼント!

経理管理に使いたい「三井住友ビジネスカード for Owners(ゴールド)」

経費管理での利用に重点を置きたい場合は「三井住友ビジネスカード for Owners(ゴールド)」がおすすめです。ETC機能が付帯できる他、カードiD機能も付帯できコンビニなどのお会計時にも手軽に利用できます。

また、WEB明細書サービスを導入しており、毎月の利用明細がオンライン上で分かるところも特徴。管理がしやすくなります。この他も、福利厚生代行サービスや空港ラウンジ利用サービスなど幅広い付帯サービスが用意されています。

三井住友ビジネスカード for Owners(ゴールド)

国際ブランド

VISA

対応電子マネー

WAON(ワオン) iD(アイディ)
  • 国内旅行保険
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 本会員 税抜10,000円+税 0.3%~0.5% ワールドプレゼント
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
50万~300万円 税別500円+税

年会費を抑えるなら「JCB法人カード(一般)」

年会費が1,250円(税抜)(追加カードも同額)に抑えることができ、ランニングコストを重視したい人におすすめの法人カードです。

ETCカードを無料発行できる他、オンライン上で予約ができる法人向け出張サービスなども利用できます。ゴールドカードに比べると付帯サービスは少ないですが、最低限のサービスをお得に利用できるところがポイントです。

JCB法人カード 一般

国際ブランド

JCB

対応電子マネー

  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 1,250円(税別) 0.5%~1.0% Oki Dokiポイント
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
通常2~3週間 公式サイト参照 無料

まとめ

法人カードは使い方次第で、業務効率化や社員の満足度アップなどにつながります。法人カードを導入することで経費管理が楽になり、支出を把握しやすくなるメリットが。社員に対して追加カードを発行すれば、ETC機能や福利厚生サービスの利用ができるようになります。

また、出張が多い場合には、出張を快適にする付帯サービスの多い法人カードを選ぶことで利便性が向上するでしょう。

このように、法人カードの使い方に合わせて、よりお得に使えるサービスが詰まった1枚を選んでみてください。そうすれば、法人カードを導入するメリットをより実感できるようになるはずです。

【特徴ごとに徹底比較】利用スタイル別におすすめの法人カードまとめ!

2019.08.01

【特徴ごとに徹底比較】利用スタイル別におすすめの法人カードまとめ!

各カード会社からさまざまな法人カードが発行されていますが、それぞれに異なる強みがあるので、どれを選べばよいのか頭を悩ませている経営者や個人事業主も多いのではないでしょうか。カード会社の商品紹介を見比べても「このカードはこの要素に秀でている」という情報はなかなか気が付かないものです。この記事では主な特徴別におすすめのカードを紹介していきます。ステータスの高いカードを持ちたい、限度額が多いほうがいい、年会費のコストを削減したいなど、それぞれの経営者によって重視する部分は異なると思います。この記事では特徴別におすすめをご紹介するので、きっとあなたの目的に合ったカードが見つかるはずです。ぜひお役立てください。

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