法人カードは審査なしでも作れるの?おすすめの作りやすい法人カード4選!

手帳とスマートフォンとクレジットカードが置いてある

「法人カードの審査になかなか通過しない」
「審査なしの法人カードはないの?」

こんな悩みをもっている事業主も多いのではないでしょうか。経費の1本化や多彩なポイントサービスなど、さまざまなビジネスシーンで役立つ法人カードも、審査に通過しなければ作ることができません。

そこで本記事では、審査なしで作れる法人カードの有無や、法人カードの審査基準、作りやすい法人カードの特徴などを解説します。

作りやすいおすすめの法人カードも紹介しますので、審査なしで作れる法人カードを探している方は、ぜひ参考にしてください。 

法人カードは審査なしで発行できない

財布とスマートフォンとクレジットカードが置いてある

法人カードといっても仕組みは個人向けのクレジットカードと変わらないため、申し込みに審査は必要不可欠です。

事務作業の手間軽減やカード会社独自のポイント制度など、現金払いでは得られない特典が法人カードの魅力ですが、決済から実際に引き落とされるまでの流れは法人も個人も同様です。

法人カードは、あくまでも事業主に対する「信用」に基づいて発行されます。

次の項目では、法人カードに審査が必要な理由を詳しく解説していきます。

法人カードが審査なしで発行できない理由

スタンドライトの前でクレジットカードを持っている

ここでは、カード会社が審査を必要とする詳しい理由を解説します。法人カードの作成では、カード会社の思惑を知っておくことも重要です。

カード会社には貸し倒れリスクがある

法人カードは、利用日から実際に引き落とされるまで最大約2カ月の期間があるため、カード会社には貸したお金を回収できないリスクが発生します。

たとえば、デビットカードは、指定口座に残高が不足していれば使うことできません。しかし、法人カードは、その場で支払うはずの現金をカード会社が立て替えるため、口座残高がゼロでも利用可能です。

事実上、利用者はカード会社からお金を借りることになります。

会社の経営に失敗するなどの理由で、事業主が返済困難な状況に陥る可能性は否定できません。お金を貸す相手がどのような企業で事業主なのかを慎重に審査するのは、ある意味当然といえるでしょう。

次の項目では、カード会社の審査基準を詳しく解説します。

法人カードの審査基準3つ

クレジットカードをパソコンの前で持っている 

ここでは、法人カードの審査基準を3つ解説していきます。

  • 事業内容
  • 設立年数
  • 事業主個人の信用情報

それぞれ、詳しく見ていきましょう。  

その1:事業内容

事業の内容が定かではない法人や事業主を信用してくれるカード会社はありません。

また、カード会社の監督官庁である金融庁は、法人カードや法人口座が犯罪に使われる可能性を危惧しています。

実体のない法人や架空口座名など、犯罪と関係していると思われる法人は、法人カードの審査には通りません。

その2:設立年数

一般的に、会社の設立から3年以上が経過していれば、審査に通過しやすくなるとされています。

お金を貸す側のカード会社にしてみれば、企業の信用力を測る基準として経営期間を重視するのは必然です。

しかし、設立年数や実績だけで審査通過の可否が決定されるわけではありません。最近では、事業実績や経営期間を問わない法人カードも目立つようになってきました。

カード会社も新規会員獲得のため、起業間もない法人や個人事業主に対して申し込みの間口を広げてきています。実績や経営期間が短いという理由だけで、法人カードの作成を諦める必要はありません。

その3:事業主個人の信用情報

代表者個人が過去に金融事故を起こしていれば、会社の経営内容や実績の有無に関係なく法人カードの審査通過が難しくなります。

各カード会社は、信用情報機関を通じて個人の信用情報を共有しています。事業主個人がブラックリストに載っていれば、「信用のない人が経営している会社」と判断され、どの法人カードに申し込みをしても審査で落とされてしまうでしょう。

次の項目では、法人カードの審査を通りやすくする3つの方法を紹介します。

法人カードの審査に通過しやすくする方法3つ

クレジットカードを持った笑顔の女性

ここでは、法人カードの審査に通りやすくする方法を紹介します。

  • 事業実態を明らかにする
  • 個人の信用情報をクリアにする
  • 作りやすい法人カードに申し込む

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

その1:事業実態を明らかにする

事業内容が不明確な法人は、法人カードの審査に通過できません。自分が利用者だった場合を考えてみましょう。

バーチャルオフィスの住所や、代表番号が携帯電話の企業からの商品購入には、少なからず不安を覚えるはずです。

カード会社も同様で、お金を立て替える法人や事業主の会社所在地がバーチャルオフィスだったり、代表番号が携帯番号だったりすれば、それだけでも印象が悪くなってしまいます。

法人カードを申し込む前には、改めて下記に注意してください。

  • 会社の所在地をバーチャルオフィスにしない
  • 簡易書留の郵便物が届く住所を登録する
  • 会社の代表電話には固定電話を使用する

法人カードも、信用重視のクレジットカードであるという点を忘れないようにしましょう。

その2:個人の信用情報をクリアにする

会社の経営に問題がなくても、代表者個人がブラックリストに載っていれば、法人カードの審査にはまず通過できません。

法人カードの申し込みがあった場合、カード会社は代表者個人の信用情報を調査します。ブラックリストへの掲載を隠して申し込みをしても、カード会社にとって事実の把握は容易です。

虚偽の申し込みは今後の法人カード作成に影響を及ぼす可能性もあるので、絶対にやめましょう。

なお、ブラックリストに載るのは、主に下記の現象が発生した時です。

  • 自己破産
  • 個人再生
  • 民事再生
  • 任意整理
  • 支払遅延、延滞

ブラックリストから抹消される期間は、延滞・遅延で1年~5年、自己破産は5年~10年となっています。

期間は返済終了後からカウントされるので注意してください。心あたりがある方は、法人カード申し込みの前に改めて確認しておきましょう。

保有しているカードの借入額にも注意

信用情報機関には、代表者個人が保有しているクレジットカードの枚数や、リボ払いやキャッシングでいくら借りているのかなどの情報も登録されています。

リボ払いやキャッシングの利用残高が多い場合、経済状況が不安定と判断されて審査に通過しない可能性があるので、法人カードを申し込む前には、少しでも返済して利用残高を減らしておきましょう。

その3:作りやすい法人カードに申し込む

たとえば、一般法人カードとゴールド法人カードを比較すると、一般法人カードの方が作りやすくなります。

利用限度額の大きさや付帯保険に差があるため、カードランクが上がるほど審査の通過も難しくなるというわけです。

ステータス性の高さを求めてゴールドやプラチナカードを作りたいという場合は、作りやすい一般法人カードを作成してコツコツと使い続けながら、カード会社からのインビテーション(招待)を待つのが無難でしょう。

ただし、法人カードのなかには、ゴールドランクでも作りやすいタイプもあります。

そこで次の項目では、作りやすい法人カードの特徴を詳しく解説していきます。

審査なしの法人カードはないが作りやすい法人カードはある

クレジットカードを持ちながらOKサインをする女性 

法人カードの作成に審査は避けられませんが、作りやすい法人カードを狙えば審査に通過しやすくなります。ここでは、作りやすい法人カードの特徴を見ていきましょう。

個人情報だけで申し込める法人カード

法人カードの申し込みには、決算書や登記簿謄本などを提出する必要がありますが、代表者個人の情報だけで作成できる法人カードもあります。

事業実績や設立年数は問われないため、開業して間もない法人や個人事業主、フリーランスにとっては狙い目です。

たとえば、三井住友ビジネスカード for Owners(ゴールド)は、ゴールド法人カードでありながら個人事業主向けとして発行されるため、申し込み時の提出書類は個人の身分証明書のみで済んでしまいます。 

外資系の法人カード

アメックスなどの外資系法人カードは独自の審査基準を持っているため、国内の法人カードで審査に通らなくてもカードを作成できる可能性があります。

作成当初の利用限度額が30万円前後と少なくなることもありますが、コツコツと利用を続けていれば、次第に限度額もアップしていくはずです。

次の項目では、比較的作りやすいおすすめの法人カードを4枚、ご紹介します。

審査難易度が低く作りやすいおすすめの法人カード4選

複数のカードを持つ女性

法人カードの審査に落ちてしまい、審査なしの法人カードを探している経営者や事業主は、ここで紹介するおすすめの法人カードに申し込んでみてください。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

世界的に有名な外資系法人カードです。独自の審査基準を持っているため、比較的作りやすいという特徴があります。

国内の法人カードで審査に落ちた事業主や、起業したばかりで審査に通るかどうか不安という個人事業主にもおすすめです。

ステータス性が高い法人カードなので、国内外を問わず幅広いビジネスシーンで活躍してくれるでしょう。

最高1億円の海外旅行傷害保険や、キャンセルによる損害を補償してくれる「キャンセル・プロテクション」、購入した商品の盗難や破損を補償する「ショッピング・プロテクション」など、充実した付帯補償も魅力です。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

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国際ブランド

アメリカン・エキスプレス

対応電子マネー

QUICPay(クイックペイ)
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 31,000円(税別) 0.3~1.0% メンバーシップリワード
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
2~3週間程度 審査基準による 500円(税別)
今がチャンス!お得な入会特典
新規入会後にカード利用で30,000ptプレゼント!

三井住友ビジネスカード for Owners(ゴールド)

決算書や登記簿謄本を提出しなくても作成できる、個人事業主向け法人カードです。ゴールド法人カードでありながら、申し込みに必要なのは本人確認書類のみ。

法人カードでは珍しくキャッシングやリボ払いにも対応しているので、開業間もない個人事業主やフリーランスの大きな助けとなるでしょう。最高300万円のパワフルな利用限度額も魅力です。

国内外の旅行傷害保険や空港ラウンジの無料利用、年間最大300万円のショッピング保険など、ゴールドカードならではの充実した付帯特典も特徴。

また、iDやPiTaPa、WAONなど、多彩な電子マネーに対応しているので、スマートな経費決済が可能です。  

三井住友ビジネスカード for Owners(ゴールド)

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国際ブランド

VISA

対応電子マネー

WAON(ワオン) iD(アイディ)
  • 国内旅行保険
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 本会員 税抜10,000円+税 0.3%~0.5% ワールドプレゼント
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
50万~300万円 税別500円+税

オリコ EX Gold for Biz

身分証明書のみで申し込みができる法人カードです。事業実績は問われないので、個人の信用情報に傷がなければ問題なくカードを作成できるでしょう。

ゴールドカードランクでありながら年会費は2,000円(税別)とリーズナブルなので、起業間もない事業主の負担になることもありません。

ポイント還元率は0.6%ですが、年間利用額に応じて最大1.1%までアップするのも魅力です。

国際ブランドはMastercardとVISAから選択可能。それぞれMastercardコンタクトレスとVISAタッチに対応しているので、スムーズに経費を支払いたい事業主にもおすすめです。

オリコ EX Gold for Biz

Thumbnail ex gold for biz master

国際ブランド

VISA MasterCard

対応電子マネー

  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 2,000円(税別) 0.6%~1.2% 暮らスマイル
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
公式サイト参照 10万円~300万円 無料

ライフカード「ビジネス(スタンダード)」

開業直後でも申し込める数少ない法人カードです。事業内容に関する書類の提出は不要。本人確認書類さえあれば申し込み可能です。

年会費は無料なので維持するコストもかからず、手軽に法人カードを活用することができます。

ただし、ポイント制度や旅行傷害保険などのサービスは一切付帯していません。活用範囲は限られますが、コストをかけずに経費の支払いを一本化したい事業者や、開業したばかりのフリーランスにはおすすめの1枚です。

ライフカード「ビジネス(スタンダード)」

Thumbnail life business standard

国際ブランド

VISA MasterCard JCB

対応電子マネー

  • 国内旅行保険
  • 分割払い
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 無料 0.5%~3.3% LIFEサンクスポイント
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
2週間程度 10~500万円 無料

まとめ

法人カードの審査基準と審査に通過するためのポイントについてまとめ、最後に作りやすいおすすめの法人カードをご紹介しました。

法人カードの審査になかなか通らない場合は、作りやすい法人カードに狙いを絞って申し込みをしてみましょう。個人情報だけで申し込める法人カードは、とくにおすすめです。

起業間もない事業主やフリーランスでも作りやすい法人カードはあるので、今回ご紹介したおすすめの法人カードを参考に、自分に適した1枚を選んでみてください。

【特徴ごとに徹底比較】利用スタイル別におすすめの法人カードまとめ!

2019.08.01

【特徴ごとに徹底比較】利用スタイル別におすすめの法人カードまとめ!

各カード会社からさまざまな法人カードが発行されていますが、それぞれに異なる強みがあるので、どれを選べばよいのか頭を悩ませている経営者や個人事業主も多いのではないでしょうか。カード会社の商品紹介を見比べても「このカードはこの要素に秀でている」という情報はなかなか気が付かないものです。この記事では主な特徴別におすすめのカードを紹介していきます。ステータスの高いカードを持ちたい、限度額が多いほうがいい、年会費のコストを削減したいなど、それぞれの経営者によって重視する部分は異なると思います。この記事では特徴別におすすめをご紹介するので、きっとあなたの目的に合ったカードが見つかるはずです。ぜひお役立てください。

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