コーポレートカードにゴールドを選ぶメリットとおすすめカードまとめ

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「これまでの法人カードでは、追加カードの枚数が足りなくなってきた…」
「コーポレートカードを作るならゴールドカードがいいのだろうか?」

事業規模が順調に拡大していることで、追加カードの発行枚数が多いコーポレートカードへの切り替えを検討していませんか?

コーポレートカードは大規模な企業向けの法人カードで、小・中規模企業対象のビジネスカードに比べると発行しているクレジットカード会社は少なくなります。コーポレートカードに切り替えると、発行枚数の上限はなく、会社の事業内容に問題がなければほぼ申請通りの追加カードが発行可能です。

追加カード以外にもコーポレートカードを選ぶメリットはありますので、本記事で詳しく解説します。また、コーポレートカードの一般カードとゴールドカードの違いやおすすめのコーポレートカードも紹介しますので、選ぶ際の参考にぜひご覧ください。

コーポレートカードを選ぶメリット4つ

大企業向けの法人カードであるコーポレートカードは、大規模な組織を抱える企業のニーズに応えた機能を多く備えています。コーポレートカードを作るメリットは主に4つです。

  • 大企業向けのため追加カードの発行枚数に制限がない
  • 部署ごとなど利用限度枠を個別に設定できる
  • カード利用データを経理の把握や予算検討などに利用しやすい
  • 追加カードの年会費に上限がある

これらのメリットについて、詳細に解説します。

大企業向けのため追加カードの発行枚数に制限がない

コーポレートカードは大企業向けの法人カードという位置づけのため、追加カードの発行枚数に制限が設けられていません。個別にクレジットカード会社に相談して、会社の経営状況などに問題がなければ、必要な枚数の追加カードを作成できます

個人事業主や小規模企業を対象とした法人カードであるビジネスカードの場合、追加カードの発行枚数は5枚以下のカードが大多数です。

ビジネスカードの中でもJCB法人カードは追加カードが無制限で発行できます。しかし、利用限度額は総枠が決まっているため、例えば300万円の限度額で追加カードを合わせて10枚の場合、10枚で300万円の枠内しか使えません。

コーポレートカードの場合、会社全体の利用枠は、クレジットカード会社と個別相談になります。

発行枚数や会社全体の利用額をクレジットカード会社と相談可能な点は、より大きな組織での事業を円滑に進めたい大企業にとっては大きなメリットです。   

部署ごとなど利用限度枠を個別に設定できる

部署ごとや役職ごとなど、利用限度枠を組織の自由な単位で個別に設定できる点もコーポレートカードを選ぶメリットです。経費を多く必要とする営業職やあちこちの取引先に行かねばならない一定以上の管理職など、組織の実態に合わせた利用限度枠の設定ができます。

カード利用データを経理の把握や予算検討などに利用しやすい

コーポレートカードは、カードの利用履歴を企業が利用しやすいデータとしてクレジットカード会社から連携されるサービスを提供しています。コーポレートカードの利用履歴がそのまま経理システムに反映されると、経理処理の手間がほとんどかからず、事務処理の省力化につながります。

追加カードの年会費に上限がある

追加カードの年会費の総和に上限がある点も、コーポレートカードのメリットです。追加カードの発行に1枚6,000円の年会費がかかる場合、100枚の追加カードを発行すると60万円の年会費がかかる計算ですが、いくら追加カードを発行しても年会費の上限額までしか必要ありません

コーポレートカードを作るメリットについて解説しました。次に、コーポレートカードのゴールドカードを選ぶメリットについて説明します。

コーポレートカードにゴールドを選ぶメリット3つ

コーポレートカードにも、ゴールドカードが存在します。コーポレートカードのゴールドを選ぶメリットは以下の3つです。

  • 福利厚生として活用できる
  • 国内外の出張が多い場合メリットが大きい
  • ステータスが高い

それぞれのメリットについてみていきましょう。

福利厚生として活用できる

コーポレートカードのゴールドカードは、基本的に法人決済型で、法人口座から一括して利用料金が引き落とされます。しかし、コーポレートカードのゴールドカードの中には、個人決済型で個人口座から決済する方式の追加カードを作成できる場合があります。

法人決済型と個人決済型の両方が発行できる場合、会社の経費として使う分は法人決済型のカードを使い、個人決済型のカードは従業員が個人利用する、ということが可能です。

法人決済型と個人決済型の両方を発行する会社側のメリットは、福利厚生の一環として社員に個人決済型のカードを渡せる点にあります。会社側は社員のモチベーション向上が期待できます。

社員側のメリットは、年会費無料でステータスの高いゴールドカードを保持でき、空港ラウンジでの特典や付帯保険などレベルの高いサービスが利用可能な点です。

国内外の出張が多い場合メリットが大きい

コーポレートカードゴールドカードは、付帯保険の補償内容が一般カードよりもグレードアップしたり、一般カードでは利用できなかった空港ラウンジサービスも使えたりするようになります。国内外の出張が多い会社の場合、メリットはかなり大きいでしょう。

空港ラウンジの利用など空港関連サービス

コーポレートゴールドカードは、一般カードでは使えないサービスとして、空港VIPラウンジが利用できるプライオリティ・パスや、手荷物無料宅配サービスが利用できるなど、高いステータスに応じたサービスが付帯しています。

付帯保険が一般カードよりも手厚い

旅行傷害保険など、付帯保険の補償額や補償内容が、一般カードより手厚くなる点も、ゴールドカードを保有するメリットです。例えば、三井住友コーポレートカードでは、クラシック(一般カード)の場合、旅行中の傷害死亡・後遺障害は最大2,000万円の補償額ですが、ゴールドカードでは5,000万円になります。

ステータスが高い

一般カードに比べてゴールドカードはステータスが高い点もメリットです。大規模な企業の場合、社員がコーポレートカードとして一般カードを使っているのとゴールドカードを使っているのとでは、取引先に与える印象も違います。接待の成功率にも影響しかねません。ゴールドカードが発行可能なら、発行しておきたいところです。

コーポレートカードをゴールドカードにするメリットについて解説しました。次に、コーポレートカードの一般カードとゴールドカードの具体的な違いを、アメックスを例に比較してみましょう。

コーポレートカードの一般とゴールドの違いをアメックスで比較

コーポレートカードの一般カードとゴールドカードの違いを、アメックスのコーポレートカードを例に比較表にしましたのでご覧ください。

サービス内容 アメリカン・エキスプレス・ゴールド・コーポレート・カード アメリカン・エキスプレス・コーポレート・カード
年会費 22,000円/枚 (+消費税) 10,000円/枚 (+消費税)
空港ラウンジ

以下の空港ラウンジを利用可能

  • 国内28空港39ヶ所
  • ハワイのホノルル空港
  • 韓国の仁川国際空港
付帯無し
プライオリティ・パス 国内外1,200ヶ所以上の空港VIPラウンジを年2回まで無料で利用可能(同伴者1名まで無料) 付帯無し
無料Wi-Fi接続サービス(Boingo) 世界100ヶ所以上のホットスポットから無料でWi-Fi接続できる 付帯無し
手荷物無料宅配サービス

以下の対象空港にて、1つのスーツケースを無料で宅配できる

  • 成田国際空港
  • 中部国際空港
  • 関西国際空港
  • 羽田空港
付帯無し
無料ポーターサービス

以下の対象空港にて、空港内で荷物を運んでもらえる

  • 成田国際空港
  • 関西国際空港
付帯無し
国内旅行傷害保険 公式サイトに記載なし (一般カードと同等) 最高5,000万円(利用付帯)
海外旅行傷害保険 公式サイトに記載なし (一般カードと同等) 最高5,000万円(自動付帯)


この比較表から見た差異について説明します。

年会費は一般カードが2分の1弱

年会費は、一般カードが1枚当たり10,000円でゴールドカードよりも安くなっています。追加カードの枚数によって年会費は変動するため単純に比較はできませんが、年会費については一般カードが半額程度と考えておけばいいでしょう。

ゴールドカードは海外旅行に関連するサービスが充実

ゴールドカードの大きな特徴として、海外旅行(主に空港関連)のサービスが充実していることが挙げられます。手荷物無料宅配サービスや空港内のポーターサービス、プライオリティ・パスや空港VIPラウンジの無料使用など盛りだくさんです。空港をよく利用する事業を展開している会社は、かなり大きな恩恵が受けられます

アメックスを例にして、コーポレートカードのゴールドと一般の違いについて説明しました。次に、コーポレートカードのゴールドカードでおすすめのカードを厳選してご紹介します。   

コーポレートカードのゴールドカードおすすめ4選

コーポレートカードは、ビジネスカードに比べると選択肢が少ないのですが、その中でも厳選しておすすめのゴールドカードをご紹介します。

  • アメリカン・エキスプレス・ゴールド・コーポレート・カード
  • 三井住友コーポレートカード ゴールドカード
  • JCBコーポレートカード
  • UCコーポレートカード(ゴールド)

それぞれのコーポレートカードについて、その特徴を説明します。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・コーポレート・カード

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・コーポレート・カード(以降アメックスゴールドコーポレート)は、大企業で毎月の利用額が多い会社にとってメリットの大きいカードです。

その理由は、会社全体の利用限度額が設定されていない点にあります。毎月の利用額が大きい大規模な企業にとって、利用限度額の制限がないことは、スムーズな経費処理の点でも魅力的です。

他のコーポレートカードは、会社としての利用限度額をクレジットカード会社と相談して決めるため利用限度額の範囲内でやり繰りしなければなりません。余裕を持った利用限度額を申請しても、通るかどうかわからない不安があります。アメックスゴールドコーポレートなら、利用限度額の上限を気にせず使えます。

また、支払い方式は3パターンを用意。カードの利用料金をすべて会社が支払う一括請求・一括方式と個人に請求する個別請求・個別支払方式に加え、請求は個人ごとに行い、社員が経費の分だけ経費システムで申請して、会社が経費として認めた分だけを一括して支払う個別請求・一括支払方式も使えます。

個別請求・一括支払方式では、会社に申請しなかった個人利用分や会社に経費として認められなかった利用代金は、社員が個人で支払います。カード1枚で個人利用と会社の経費利用の両方が可能な個別請求・一括支払方式は、アメックスコーポレート特有です。この方式を希望する場合はアメックスコーポレートの一般カードかゴールドかの二択となります。

さらに、アメックスゴールドコーポレートの充実した空港関連サービスを利用する業務が多い企業は、アメックスゴールドコーポレートがおすすめです。

三井住友コーポレートカード ゴールドカード

三井住友コーポレートカード ゴールドカードは、年会費が上限3万円(税抜・会社一括返済方式の場合)で20名以上の社員にカードを渡すことを前提としたコーポレートカードです。個別決済方式も用意されており、その場合は60名まで年会費上限3万円(税抜)、61名以上は1枚ごとに500円ずつ年会費に加算されます。

利用金額は1ヶ月ごとにクリアされ、会社ごとに定められた利用枠の範囲内で経費の決済として使用できます。年会費が安価で、何枚でもカードが発行できる点が、三井住友コーポレートカードのメリットです。

同じ三井住友コーポレートカードも、ゴールドカード特有のサービスとして、全国主要空港のラウンジを無料で利用できます。すでに三井住友のビジネスカードを使っている場合は、グレードアップを検討してみてはいかがでしょうか。

JCBコーポレートカード

国内出張が多い大企業の場合は、JCBコーポレートカードも選択肢のひとつです。JCBコーポレートカードは、一般カードがなくゴールドカードのみですが、国内旅行の傷害保険も自動付帯されているため、カードで支払わなくても自動的に国内外の出張に関して補償されます。

また、JCBコーポレートカードは、オンライン予約で飛行機や新幹線、出張時の宿などのチケットレス利用が可能です。国内出張が多い会社は、JCBコーポレートカードの導入を検討してみてください。

UCコーポレートカード(ゴールド)

UCコーポレートカード(ゴールド)の特徴は、国際ブランドがVISAかMasterCardを選べる点と、ゴールドカードのみに付帯する充実の旅行傷害保険(海外・国内)と年間300万円のショッピング保険にあります。社員の出張時に掛けるべき旅行傷害保険の保険料金が節約可能です。

ここまでで、コーポレートカード(ゴールド)のおすすめを紹介しました。ゴールドカードは、いずれも空港関連サービスに強く、飛行機を利用した出張の多い会社向きです。逆に言うと、新幹線を利用する社員が多い会社の場合はあまりメリットがないとも言えます。

では、国内出張が多く新幹線の利用頻度が高い会社に向いているコーポレートカードはあるでしょうか。次に、新幹線移動の多い会社の場合、どのようなコーポレートカードを検討すればよいのかについて解説します。

新幹線移動の多い会社ならJRと連携しているカードも検討

新幹線移動をする社員の多い会社の場合は、JRと連携してお得な会員価格で新幹線が予約できる「エクスプレス予約」が利用できるコーポレートカードの導入がおすすめです。

エクスプレス予約では、会員価格で新幹線が予約でき、何回でも無料で予約が変更できます。出張で打ち合わせが長引くなどして予約した新幹線に乗れそうにないと判明したとき、予約した新幹線が出発時刻を迎えていない限り予約変更が可能です。

JRと連携しているコーポレートカードもいくつかあります。次に、JRと連携しているコーポレートカード(ゴールド)のおすすめを3枚紹介します。

JRと連携しているコーポレートカードのゴールドカードおすすめ3選

JRと連携しているコーポレートカードのゴールドカードでおすすめするのは以下の通りです。

  • 三井住友エクスプレスコーポレートカード
  • JCBエクスプレスコーポレートカード
  • アメリカン・エキスプレス・JR東海エクスプレス・コーポレート・カード

いずれも「エクスプレス」という名称が入っているカードです。では、それぞれの特徴について説明します。

三井住友エクスプレスコーポレートカード

三井住友エクスプレスコーポレートカードは、一般カードはなくゴールドカードのみ用意されています。EX-ICカードと2枚セットでJR東海が提供するエクスプレス予約サービスが利用可能です。

三井住友コーポレートカードのゴールドカードに、エクスプレス予約の機能が追加されたカードなので、空港ラウンジサービスも利用できます。海外出張だけでなく、国内出張にも対応しているおすすめのコーポレートカードです。

JCBエクスプレスコーポレートカード

JCBエクスプレスコーポレートカードは、ご紹介するコーポレートカードの中でも国内出張に対する手厚いサービスが充実しているエクスプレス予約付きカードです。企業年会費3万円(税別)のみで、個人年会費は無料。

じゃらんコーポレートサービスで宿も確保でき国内出張はこのカード1枚で賄えます。空港予約サービスもJALとANA両方を用意しているので、飛行機を使った出張ももちろん大丈夫です。

国内出張がほとんどという会社は、JCBエクスプレスコーポレートカードの導入を検討してみることをおすすめします。

アメリカン・エキスプレス・JR東海エクスプレス・コーポレート・カード

最後に紹介するコーポレートカードは、アメリカン・エキスプレス・JR東海エクスプレス・コーポレート・カードです。このカードの特徴は、「コーポレート・メンバーシップ・リワード」。登録しておくことで、企業単位でポイントをためることができ、経費でためたポイントを月々の支払いに回すことも可能です。     

まとめ

コーポレートカードのゴールドカードについて、その特徴と一般カードとの違い、おすすめのカードを紹介しました。ゴールドカードのサービス内容は空港関連のものが多いので、海外出張や国内でも空港をよく利用する会社には、特にお得感があります。ゴールドカードのステータス性も考慮するなら、コーポレートカードの作成にはゴールドカードがおすすめです。

また、新幹線利用が多い場合はJRと連携しているコーポレートカードも検討してみてください。ご紹介したJRと連携しているコーポレートカードはすべてゴールドカードで、ゴールドカードのサービス内容にエクスプレス予約関連の機能を付加しています。

自分の会社にはどのコーポレートカードが合致しているか、よく検討してからクレジットカード会社に相談しましょう。

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2019.07.10

【コーポレートカードとは】法人カードとどう違う?メリット・デメリットとおすすめのコーポレートカードを厳選紹介

会社で経理業務を担当している人や経営者であれば、経費支払いの処理を面倒に感じた経験が少なからずあると思います。支払いをクレジットカードにすれば支払いの回数は軽減されます。そんな大きな会社の経理担当者や経営者なら、クレジットカードを使って、経理の支払い業務を効率化させたいとお考えではありませんか。また、自社がコーポレートカードの他のメリットや、おすすめのカードを知りたくありませんか。今回の記事では、コーポレートカードの特徴や一般的な法人カードとの違いなどについて詳しく紹介していきます。記事を読むことで、コーポレートカードの特徴と自社に合うコーポレートカードを理解し、導入を検討できるようになります。

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