ETC利用におすすめの法人カードとは?わかりにくい割引内容についても徹底解説

高速道路ジャンクション ETC

自分や社員が高速道路利用する機会がある経営者なら、通行料金がお得になるETCカードを会社名義で発行したいとお考えかと思います。

業務で高速道路利用する機会があるなら、会社名義のETCカードを作りたいとお考えではありませんか。また、高速道路料金が少しでも割引になる方法を知りたくありませんか。

この記事では、法人の高速道路利用が割引になる方法を解説していきます。

記事を読むことで、高速道路料金が少しでも割引になる方法を知り、割引になるカードを申し込めるようになります。

高速道路料金の支払いはETC利用するだけで割引される

高速道路料金支払いETC利用のジャンクション

高速道路の通行料金の支払方法には、料金所で直接支払う方法とETC利用をする方法があります。ETCで支払いをすると、それだけで利用料金が割引されてお得です。

この章では、ETC利用でどのような割引を受けられるのかを紹介していきます。

  • 平日朝夕割引
  • 深夜割引
  • 休日割引
  • その他のETC割引等
  • ETCマイレージサービス

詳しく見ていきましょう。

平日朝夕割引

平日朝夕割引は、祝日を除く月曜日から金曜日までの朝と夕方の通行分が対象のサービスです。高速道路料金の還元サービスである、ETCマイレージサービスに登録している人が対象で、利用回数に応じて無料通行に利用できるポイントが最大50%還元されます。

対象の時間帯・道路は下記の通りです。

  • 朝:6:00~9:00 夕:17:00~20:00
  • NEXCO東日本・中日本・西日本(NEXCO3社)が管理する大阪・東京近郊を除く地方部の高速道路と
    宮城県道路公社の仙台松島道路
  • 1カ月ごとに5回以上の利用が対象

通勤・帰宅の時間帯なので、利用することで職場への行き帰りに利用しやすくなります。

参考:https://www.driveplaza.com/traffic/tolls_etc/etc_dis_weekday/

深夜割引

深夜割引は、すべての車種が対象の、深夜の時間帯の通行料金が割引されるサービスです。対象の高速道路への乗り降りどちらかが0:00~4:00の間であれば、通行料金が30%割引されます。

対象の高速道路は下記の通りです。

  • NEXCO東日本・中日本・西日本(NEXCO3社)が管理する全国の高速道路
  • 宮城県道路公社の仙台松島道路 

通行料金が一律で値引きされることで、お得な通行料金で走行できます。

参考:https://www.driveplaza.com/traffic/tolls_etc/etc_dis_night/

休日割引

普通車・軽自動車が対象の休日割引は、土曜日・日曜日・祝日などの高速道路料金に適用されます。地方部の高速道路料金が30%割引されるので、休日は深夜でなくても通行料金がお得です。

下記の区間・日程が対象になります。

対象区間 NEXCO東日本・中日本・西日本(NEXCO3社)が管理する東京・大阪近郊を除く地方部の高速道路
宮城県道路公社の仙台松島道路
対象日 土曜日・日曜日・祝日
1月2日・3日
お盆(2019年は8月10日~12日)

対象区間 NEXCO東日本・中日本・西日本(NEXCO3社)が管理する東京・大阪近郊を除く地方部の高速道路 宮城県道路公社の仙台松島道路 対象日 土曜日・日曜日・祝日 1月2日・3日 お盆(2019年は8月10日~12日)

郊外への高速道路料金が割引になることで、高速道路を使ってのお出かけをしやすくなります。

参考:https://www.driveplaza.com/traffic/tolls_etc/etc_dis_weekend/

その他のETC割引等

ETC利用をすることで、特定区間の走行で受けられる割引が他にもあります。割引率や内容は区間ごとでさまざまです。

具体的には、下記のような割引があります。

  • ETC2.0割引(圏央道)
  • 特定区間の利用による割引(外環道、アクアライン、関越特別区間)

他のETC割引とは併用できないものもありますが、基本的に最安料金が適用されるためお得に利用しやすいです。

ETCマイレージサービスへ登録するとさらに割引になる

高速道路をETC利用する機会があるなら、ETCマイレージサービスに登録しておくだけで、さらに高速道路料金がお得です。ETCマイレージサービスとは、無料で登録できるポイントサービスで、高速道路料金10円から100円につき1ポイント付きます。

ポイントの付き方は下記の通りです。

NEXCO東/中/西日本・宮城県道路公社
本州四国連絡高速道路株式会社
10円につき1ポイント
名古屋高速道路公社
愛知県道路公社
100円につき1ポイント+α
神戸市道路公社 50円につき3ポイント+α
広島高速道路公社
福岡北九州高速道路公社
100円につき1ポイント+α

貯まったポイントは高速道路料金の支払いに利用できます。ETCカードと車載器さえあれば無料で登録できるので、登録してうまく活用していきましょう。

この章では、ETC利用でどのような割引を受けられるのかを紹介してきました。次の章では、法人が高速道路をETCで割引利用する方法を紹介していきます。

法人が高速道路をETCで割引利用する方法

ETCで割引利用した高速を走り抜ける車

ETCカードは法人名義でも発行できるので、前の章で紹介した割引は法人も対象です。

この章では、法人が高速道路をETCで割引利用するための方法を紹介していきます。

  • 法人カードの追加カードとしてETCカードを発行
  • ETCコーポレートカード
  • 法人ETCカード

詳しく見ていきましょう。

法人カードの追加カードとしてETCカードを発行

ETCカードは、法人カードの追加カードとして発行できます。法人カードの審査に通過していれば、ほとんどの場合スムーズに手続き可能です。

年会費がかかるかどうかはカードの種類次第ですが、JCB法人カードのように年会費無料で発行枚数制限がないカードもあります。

供託金などは発生せず、手軽にETCカードを持てる一般的な方法です。

利用料金はクレジットカードの請求と一緒に請求

法人カードの追加カードとしてETCカードを発行した場合、利用料金の請求はクレジットカードの利用料金と一緒です。毎月の支払いも一緒になることで、ポイントも合計額に付きます

経費の支払いをクレジットカードにまとめられることになるので、ポイントが付きやすくなる点は大きなメリットです。

支払い日が新たに増えることもなく、経理の手間も軽減できます。

法人カードとの一体型ETCカードもある

法人カードの中には、ETCカードと一体型になっているタイプもあります。1枚のカードにクレジットカード機能とETCカード機能が備わっていて、どちらにも使用可能です。

一体型カードの一例として、ETC/JCB法人カードがあります。自動車を使った出張が多い会社や個人事業主にとって、メリットが大きいです。

ETCコーポレートカード

法人がETCを利用する際には、ETCコーポレートカードを発行する方法も使えます。東日本・中日本・西日本高速道路株式会社が発行している、料金後払いのカードです。ETCマイレージサービスの対象からは外れています

カードには車両番号が登録されていて、登録されていない車両では使用できません使用できる車両が限定されていることで持ちだしにくく、不正使用への対策にもなります。

ETCコーポレートカードの必要経費

ETCコーポレートカードを発行するにあたっては、諸経費が必要です。割引制度はなく、一定額を支払わねばなりません

ETCコーポレートカードの必要経費は下記の通りです。

カード発行手数料 571円(税別)/1枚
取扱手数料 571円(税別)/1枚(年1回)
組合出資金 10,000円/1社(脱退時返金)

支払いは月末締めで翌月20日頃に請求書発送され、翌々月8日に口座振替されるので、一度手続きしてしまえば面倒な事務業務を軽減して支払いできます。

ETCコーポレートカード利用時の割引率

ETCコーポレートカードをある程度利用することで、利用料金が割引されます。毎月の車両1台ごとの首都・阪神高速道路の利用料金が基準額を超えることが条件です。

割引率は下記の通りです。

車両1台ごとの首都・阪神高速道路の利用料金/月 割引率
5,001円~10,000円以下の部分 10%
10,001円~30,000円以下の部分 15%
30,001円~の部分 20%

毎月の利用額なので誰にでも当てはまる訳ではありませんが、運送業などで毎日のように首都・阪神高速道路をETC利用する場合、メリットが大きいです。

法人ETCカード

法人がETCを利用するためのもう一つの手段に、法人ETCカードを発行する方法があります。高速道路専用の料金後払いカードで、車両を限定せずに使用可能です。

法人ETCカードを使うことでETCマイレージサービスを利用できますが、毎月の走行金額の8%が手数料として徴収されてしまうデメリットもあります。

登録車両1台につき最高4枚までカードを発行できるので、クレジット機能をどうしても付けたくない人におすすめです。

法人ETCカードの必要経費

法人ETCカードを使うにあたり、発行時及び毎年必要経費が発生します。無料にはならず、必ず支払わねばなりません。

法人ETCカードの必要経費は下記の通りです。

出資金(脱退時返金) 10,000円/1社
カード発行手数料 500円(税別)/1枚
取扱手数料 500円(税別)/1枚(年1回)
手数料 毎月の走行金額の8%

毎月の手数料負担がかなり大きく、ETCによる割引の恩恵をあまり受けられなくなってしまいます。

ETCマイレージサービスに自動入会される

法人ETCカードに入会すると、ETCマイレージサービスに自動入会されます。高速道路料金に対して最高10%付与されるポイントサービスなので、お得に高速道路を利用可能です。

しかし、毎月の走行金額の8%が手数料として徴収されるため、実質的な還元率は2%程度となってしまいます。

手数料がかからないクレジットカードの付帯カードと比べると、負担が大きいのはデメリットです。

法人が高速道路をETC利用する方法のメリット・デメリットを比較

法人が高速道路をETC利用するには、ここまで紹介してきた3つの方法があります。方法ごとにメリットとデメリットがあり、状況に応じて選ぶことが大切です。

それぞれのメリット・デメリットを一覧表で比較します。

メリット デメリット

法人カードの追加カードとしてETCカードを発行

・年会費の負担が少ない
・ETCマイレージサービスのポイントを有効活用しやすい
・複数枚発行できるカードもある
クレジットカードのポイントも付く
・クレジットカードの審査に落ちると持てない
・クレジットカードを持つ必要がある
ETCコーポレートカード ・一定額以上利用があると首都・阪神高速道路の利用料金が割引される
・クレジットカードを持たなくてもいい
・ETCマイレージサービス対象外
必要経費が高額
法人ETCカード ・ETCマイレージサービスに自動登録される
・クレジットカードを持たなくてもいい
・手数料・経費が高額
・必要書類が多い
実質的な還元率が低い

 費用負担が少なく済むうえにポイントが付きやすいのはクレジットカードの付帯カードとして発行する方法ですが、審査に通過しなければ持つことはできません。それぞれの状況に応じて適したものを選びましょう。

この章では、法人が高速道路をETCで割引利用するための方法を紹介してきました。次の章では、ETC利用におすすめの法人カードを紹介していきます。

ETC利用におすすめの法人カード3選

ETCおすすめ法人カード3

法人がETCを利用するなら、年会費の負担が少なくポイントも付きやすいクレジットカードの付帯カードのETCカードを発行するのがおすすめです。

この章では、ETC利用におすすめの法人カードを紹介していきます。

詳しく見ていきましょう。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、経営者が使いやすい付帯サービスが充実している法人カードです。追加カード会員名義でもETCカードを発行でき、誰が使ったのかを明確にしやすいメリットがあります。

年会費 31,000円(税別)
追加カード年会費 12,000円(税別)
ETCカード ETCカード 500円(税別)/枚
発行可能枚数本会員5枚まで、追加カード会員1枚まで

主な付帯サービス

  • 国内外旅行傷害保険付帯
  • 一律の利用限度額なし
  • 会食や接待に役立つレストラン案内
  • 国内外の提携ゴルフ場の無料手配
  • 福利厚生プログラム「クラブオフ」VIP会員年間登録料無料

 普段のビジネスだけでなく、出張先でも役に立つサービスが充実しているので、ビジネスで忙しく飛び回る人に欠かせない1枚です。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

Thumbnail medium amex business gold

国際ブランド

アメリカン・エキスプレス

対応電子マネー

QUICPay(クイックペイ)
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 31,000円(税別) 0.3~1.0% メンバーシップリワード
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
2~3週間程度 審査基準による 500円(税別)
今がチャンス!お得な入会特典
新規入会後にカード利用で30,000ptプレゼント!

JCB法人カード(一般)

JCB法人カード(一般)は、JCBが発行するプロパーカードです。従業員に追加カードを発行しなくても、複数枚のETCカードを追加できます。

年会費 初年度年会費無料
2年目以降1,250円(税別)※条件付き無料
使用者追加1名ごと 1,250円(税別)
本会員の年会費が無料の場合追加カードも無料
ETCスルーカードN 年会費無料
複数枚発行可能

主な付帯サービス

  • じゃらんコーポレートサービス
  • アスクルサービス
  • 弥生会計オンライン初年度無料
  • 複数の会計・経理ソフトに対応

追加のクレジットカードの発行は必要なくても、複数枚ETCカードを発行したい経営者にぴったりです。

JCB法人カード 一般

Thumbnail jcb corporate

国際ブランド

JCB

対応電子マネー

  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 1,250円(税別) 0.5%~1.0% Oki Dokiポイント
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
通常2~3週間 公式サイト参照 無料

オリコ EX Gold for Biz

オリコ EX Gold for Bizは、信販会社であるオリエントコーポレーションの法人ゴールドカードです。ポイントが付きやすく、法人カードの利用でポイントを効率的に貯めたい人に人気があります。

年会費 初年度無料
2年目以降2,000円(税別)
メンバーカード 無料(最大3名、法人代表者のみ発行可能)
個人事業主発行不可
ETCカード 無料(1人1枚発行可能)

主な付帯サービス

  • MastercardまたはVISAのビジネス関連付帯サービス
  • 空港ラウンジ使用可能
  • 融資金利優遇制度
  • 福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」優待

本会員にもメンバーカード会員にも、ETCカードを発行できます。特に少人数の会社や個人事業主におすすめです。

この章では、ETC利用におすすめの法人カードを紹介してきました。ETCを賢く利用できる法人カード選びをしてください。

オリコ EX Gold for Biz

Thumbnail ex gold for biz master

国際ブランド

VISA MasterCard

対応電子マネー

  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 2,000円(税別) 0.6%~1.2% 暮らスマイル
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
公式サイト参照 10万円~300万円 無料

まとめ

この記事では、法人のETC利用が割引になる方法を解説してきました。

コストを抑えられ、ポイントも付きやすいのは、クレジットカードの付帯カードとしてETCカードを発行する方法です。審査に通過さえできれば持てる確率が高いので是非活用してみてください。

ETCカードの発行しやすさだけでなく、その他の付帯サービスも充実しているアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードが特におすすめです。

自社に合う法人カードは見つかりましたか。今回の記事を参考に、上手に法人用のETCカードを活用し、経費の削減をしていきましょう。

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