法人カードのポイント移行でANAマイルを賢く利用しよう!

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会社を経営していると、出張や会議のほか社内イベントなどでさまざまな支出が重なります。「少しでも経費を抑えられる良い方法があればいいいのだが…」と思う経営者も多いでしょう。

ただ単に経費を削減するのでは社員も不満がたまります。できれば節約しているけれどそのように見えない上手な方法があれば知りたいと思いませんか。そこで紹介したいのが法人カードのポイントやANAのマイルを上手に利用する方法です。

この記事では、法人カードのポイントをANAのマイルに移行して上手に経費を抑える方法について解説し、今まで法人カードを何気なく利用していた経営者の方には、さらにお得な法人カードについても紹介します。

カードのポイントをマイルに移行するためには

会社の経費となる支出には、主に下記の種類があります。

  • 給料賃金
  • 外注工賃
  • 減価償却費
  • 繰延資産の償却費
  • 貸倒金
  • 地代家賃
  • 利子割引料
  • 固定資産等の損失
  • 租税公課
  • 荷造運賃
  • 水道光熱費
  • 旅費交通費
  • 通信費
  • 公告宣伝費
  • 接待交際費
  • 損害保険料
  • 修繕費
  • 消耗品費
  • 福利厚生費
  • 雑費
  • 専従者給与

これら全ての費用は、会社を運営するにあたってどれも欠かすことができないものばかりです。

これらの支出が起こった場合、現金での支払いのほかクレジットカードを利用している会社も多いでしょう。経営者個人のカードを利用し、経費を立替えることもできますが、その場合、カード支払いでも「領収書」の発行が必要となります。よって、しっかりとした会社の経費であることを証明できるようにしておかなければなりません。

同じクレジットカードでも、法人カードで支払った場合はまた少し違います。法人カードの場合、「領収書」ではなくカード使用時に発行される「クレジット売上票」があれば、会社の経費であることが証明できます。

日頃利用しているクレジットカードは、利用金額に応じてポイントやマイルが発行されいます。カード会社によって違いはありますが、毎月の明細書に発行ポイントや累計ポイントが記載してあります。

この章では、クレジットカード利用時に発行されているポイントやマイル・マイレージとはどんなものなのか、ということについて詳しく解説します。

そもそも航空会社の「マイル」「マイレージ」とは何か?

経営者なら出張も多く、月に数回飛行を利用することもあるでしょう。航空券を購入する際にマイルやマイレージという言葉を耳にすることもあるかと思います。

このマイルやマイレージとは、ANAなどの航空会社が発行しているポイント制度のことです。

「マイレージ」とはポイントのシステム(ANAならANAマイレージクラブ)のことで、「マイル」とはそのシステムのポイントのことを指します。

マイルを貯めるためには、飛行機を利用したりクレジットカードで買い物したりすることで貯めることができます。

ANAマイレージクラブでは、飛行距離によりポイントとなるマイルが発行されます。その算出方法は、以下です。

  • 搭乗日
  • 区間
  • 発着空港
  • カードの種別
  • ANAプレミアムメンバーのステイタス
  • 利用運賃(国内)
  • 予約クラス(海外)

これらの条件を掛け合わせた数でマイルが算出されます。また、このマイルを貯めるためには、あらかじめそのシステム(ANAマイレージクラブなど)に入会する必要があります。    

法人カードで貯まるポイントとは?

マイルが貯まる航空会社のポイントシステムとは別に、カード会社が独自で行っているポイントシステムがあります。各会社のポイントシステムについては以下の通りです。

  • アメックス=メンバーシップ・リワード
  • JCB=Oki Dokiポイント
  • ダイナース=ダイナースクラブ リワードプログラム
  • 楽天=楽天スーパーポイント

この他にもカード会社によってそれぞれのポイントシステムがあります。ポイントは、個人カード・法人カード関係なく発行されます。

また、カード会社によって1ポイントの評価も違っているので、お手元の個人カードまたは法人カードを確認し、ポイントシステムについて把握しておくことをおすすめします。

ポイントをマイル移行するメリット

出張で飛行機を利用した場合、航空会社のマイレージに入会していれば、マイルが加算されます。また、出張先でホテルに宿泊した際カードで支払いを行えば、カードポイントが加算されます。

このマイルやポイントは、貯めたままでは何の価値もありません。しかも、使用しなければ一定期間を過ぎると消滅してしまいます。それはとてももったいないことです。

そこで知っていただきたいのが、カードのポイントをマイルに移行しお得にマイルを利用することです。

航空会社によって違いはありますが、カードのポイントをマイルに移行することで、以下のようなメリットがあります。

  • ポイントを消滅させることなくマイルとして有効利用できる。
  • マイル数に応じて無料で航空チケットが購入できる。
  • ホテルの宿泊や飲食店での食事などいろいろなサービスに利用できる。
  • マイルをカードのポイントプログラムに移行できる。

このように、ポイントをマイルに移行することで、利用価値が広がってきます。    

ポイント移行で起こるデメリットとは

逆にデメリットとして考えられるのは、

  • カードのポイントプログラムのサービスが受けられない。
  • マイルを一定期間使用せずにいると消滅する。
  • ポイントやマイルを意識しすぎてクレジットカードで買い物をし過ぎる。

などがあります。デメリット内のカードのポイントプログラムのサービスは、受けられなくてもマイルで同じようなサービスが受けられるので、損をしたと感じることは少ないでしょう。

ポイントをマイルに移行する方法

マイル・マイレージとポイントの違い、ポイントのシステムと移行のメリット・デメリットなどは理解できたでしょう。

次に、この章では、具体的にカードに貯まったポイントをマイルに移行する方法について解説します。

ポイント移行前に準備すること

ポイントをマイルに移行するためには、まずいくつか準備をしておくことが大切です。ここでは、ANAのマイルとなる「ANAマイレージクラブ」と、アメックスのポイントグラム「メンバーシップ・リワード」のそれぞれのシステムを例に、移行方法について解説します。

まずは、カードポイントがどれくらいマイルに移行できるか調べます。カード会社によって移行できるポイントの下限・上限が違うので、事前にしっかり確認しておくことが大切です。

アメックスの場合、基本2,000ポイント=1,000マイルとなっており、最小2,000ポイントから利用可能です。ただし、「メンバーシップ・リワード ANAコース」に加入していると1,000ポイント=1,000マイルで、最小1,000ポイントから利用可能になります。

ポイント移行を行う場合は、事前に「メンバーシップ・リワード ANAコース」に登録する必要があります。この登録には、年間参加費5,000円+消費税が必要になりますが、この登録はマイルの移行には必須となるので、事前に登録しておきましょう。

カード使用で得たポイントを確認する

移行の準備が整ったら、今度は移行を行うマイルとポイントを確認します。

「ANAマイレージクラブ」・アメックス「メンバーシップ・リワード」それぞれにログインし、マイルの残高とポイントの残高を確認します。

現在どれくらい貯まっているか確認するためには、事前に各HPにてメンバー登録しておく必要があります。この手続きは、のちのマイル移行作業にもかかわるので、必ず登録しておきましょう。

ANAマイレージクラブ → https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/join/
アメックス → https://www.americanexpress.com/japan/

上記のページにて登録可能です。

ポイント移行ページで移行の手続きを行う

ポイントの確認を行ったら今度は実際にポイント移行の手続きを行います。

アメックスのHPにログインし、「メンバーシップ・リワード カタログサイト」へログインします。

事前に「メンバーシップ・リワード ANAコース」に登録済なら、1,000ポイントからマイルに移行できるので、希望のポイント数を入力すれば完了です。

ただし、ポイントの残高が1,000以下の場合は移行はできないので、1,000ポイント以上貯まってから移行作業を行うようにしましょう。

マイル用のページで移行確認を行う

最後は、ポイントがしっかりマイルに移行されているかを確認しましょう。その作業には、「ANAマイレージクラブ」にログインしマイル口座の残高照会で確認することができます。

現在アメックスでは、初回のポイント移行には2週間、2回目以降のポイント移行は5営業日以内に完了できるシステムになっています。ポイントの移行がしっかり行われたか確認する場合は、これらの期間を待ってから「ANAマイレージクラブ」で確認することをおすすめします。 

貯まったマイルのお得な利用用途

会社の経営者の場合、法人カードで必要経費を支払うこともあります。この経費を、移行したマイルで支払うことができれば、経費削減にもつながりとてもお得だと感じるでしょう。

この章では、クレジットカードのポイントをマイルに移行した場合、実際にどんな利用用途があり、経費の削減にもなるのか「ANAマイレージクラブ」を例に解説します。

交通費・宿泊費の利用で出張費の軽減

会社の経費のひとつに、旅費交通費があります。出張・会議の際の移動・宿泊にかかる費用も全般的にこの項目となります。「ANAマイレージクラブ」では、

  • ANAの国内外の特別航空券
  • ホテルの宿泊クーポン
  • レストランでのお食事クーポン
  • レンタカーご利用クーポン

など、出張にかかる費用の大半をマイルで支払うことができます。出張先が遠方になればなるほど交通費もかかってしまいますが、マイルを利用すれば出張費も大幅に抑えることが可能です。

歓迎会などのイベントの賞品にもおすすめ

会社を運営していくうえで、歓迎会や忘新年会など社内イベントも欠かせません。このようなイベントのときには、抽選会などを行うため景品の準備なども必要になります。

その場合「ANAショッピングA-style」を利用すれば、ファッションアイテムやお肉やワインなどのグルメに、ビューティーアイテムなど、たくさんの商品を選ぶことができます。

また、ANAマイレージモールのパートナーショップでは、1,000マイルを1,000円分のクーポン券として利用することもできます。

本来なら、このような社内イベントなどの費用は、福利厚生費として支払う必要がありますが、マイルを利用すれば景品にも代用することができとても便利です。

日頃の感謝を込めて贈るギフトカード

社員を複数抱える経営者なら、長年勤務してくれた人の功績を讃え表彰なども行うこともあるでしょう。そのような場面でもマイルを利用きます。

「ANAご利用券」は、10,000マイルで10,000円分利用券に交換でき、航空券やホテなどANA系列の施設で利用できます。

そのほか「提携ポイントへの交換」を利用すれば、10,000マイルで10,000円分の提携パートナーのお店のポイントに変換でき、プリペイドカードや電子マネーとしても利用できます。

このように、「ANAご利用券」などを表彰の副賞として贈ることも可能です。 ただし、「提携ポイントへの交換」は移行させたマイルを別のポイントに移行させることになるので、各種手続きが必要になります。 

マイルが貯められるお得な法人カード5選

クレジットカードのポイントをマイルに移行すると、経費削減にもなりとても便利です。しかし、全てのクレジットカードがマイルに移行できるわけではありません。

この章では、カードポイントをマイルに移行することができる5種類の法人カードについて解説します。

「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード」

まずは、例でも解説した「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード」です。

会社の経費となる出張費や接待費など基本的な支払いはもちろん可能。また、ポイント・プログラム「メンバーシップ・リワード」のポイントも獲得できるので、とてもお得です。

出張が多い経営者なら1枚持っていると安心できるカードです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード

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国際ブランド

アメリカン・エキスプレス

対応電子マネー

QUICPay(クイックペイ)
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 12,000円(税別) 1.0% メンバーシップ・リワード
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
約3週間程 審査基準による 500円(税別)

「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」

「アメリカン・エキスプレス・ビジネスカード」のワンランク上のカードが「アメリカン・エキスプレス・ゴール・ドカード」です。

ゴールドカードのほうは、ビジネスカードにはない多彩なサービスをはじめ、家族カードの年会費が1枚無料になります。

また、カード入会後3ヶ月以内にカードを利用すると、ポイントプログラム「メンバーシップ・リワード」のポイントが、最高で33,000ポイント獲得できます。ポイントをマイルへ移行しようと考えている方にはとてもお得なカードです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

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国際ブランド

アメリカン・エキスプレス

対応電子マネー

QUICPay(クイックペイ)
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETC
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 31,000円(税別) 1.0% メンバーシップ・リワード
発行スピード 限度額 マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
約3週間程 審査基準による 500円(税別)
今がチャンス!お得な入会特典
新規入会後にカード利用で30,000ptプレゼント!

「ANAカード(法人用)JCB」

「ANAカード(法人用)JCB」は、カード入会時や継続時にボーナスマイルのプレゼントがあります。もちろん各種経費の支払いに利用できます。

JCBのポイントプログラムである「Oki Dokiポイント」は、経費の支払いでもしっかり加算され、もちろんマイルに移行できるカードです。

「ANAカード(法人用)ダイナース」

「ANAカード(法人用)ダイナース」は、JCBと同様にカード入会時や継続時にボーナスマイルのプレゼントがあります。こちらも各種経費の支払いに利用できるカードです。

ダイナースのポイントプログラムは「ダイナースクラブ リワードプログラム」。もちろん経費の支払いでもしっかりポイントが加算されマイルに移行することができます。

「楽天ANAマイレージクラブカード」

事務用品などをインターネットで購入している方なら、「楽天ANAマイレージクラブカード」がおすすめです。

カード入会時は、楽天のポイントプログラム「楽天ポイントクラブ」のポイントもプレゼントされます。

楽天オリジナルのカードなので、ポイントのマイル移行の手続きがとても簡単。複雑な手続きはできるだけ避けたいという方におすすめです。 

まとめ

この記事では、航空会社のマイルと法人カードを利用して貯まったポイントをうまく利用し、経費の削減にもつながる方法を紹介してきました。

会社を経営・運営していくうえで、経費は必ず発生します。経営者なら少しでも経費を抑え利益につなげようと考えるものです。

今回紹介したカードのポイントをマイルに移行することで、出張費などの経費を削減し利益につなげることができます。また、カードの種類によっては、ボーナスポイントが加算されるので、持っているだけでもお得なカードもあります。

カードそれぞれの特徴を把握し、自分の会社にはどのカードが合うか考え、無駄のない支払いと確実なポイントやマイルの使用を心がけましょう。

【経営者御用達】アメックス法人カードの特徴からメリットまでを徹底紹介

2018.12.14

【経営者御用達】アメックス法人カードの特徴からメリットまでを徹底紹介

アメックスの法人カードにはビジネス・ビジネスゴールド・ビジネスプラチナの3種類がございます。それぞれ違いがあり、サービスも充実しています。これらの中で何を使うのがベストなのかわからない方もいるでしょう。一般的にアメックスの法人カードを持とうと考えた際、選択肢に上がるのはビジネスとビジネスゴールドの2つです。自分に合っていないものを使えば、場合によってはビジネスで不利になることも。今回はビジネスとビジネスゴールドのメリットや特徴、比較した時にどちらが良いのかを紹介します。この記事を参考にあなたに合ったものを選んでください。

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アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

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